社会福祉協議会「緊急小口貸付の特例貸付」(2020年10月15日追記あり)

(10月14日投稿)
無料相談会の合間に社会福祉協議会の職員さんと雑談…。
10月になっても、社協には未だ「緊急小口貸付の特例貸付」にパラパラ相談で人が来られるそう…。
この貸付は、従来の10万円以内を拡大し特例で20万円以内、保証人不要で無利子。1年の返済猶予機関の後、償還期限が2年以内。しかも申請書類は超簡単。
相談中に「ホント?返済大丈夫?」と思うこともあるそうだ…。
さらに恐ろしいことにこの貸付、「今回の特例措置では、償還時において、なお所得の減少が続く住民税非課税世帯の償還(返済)を免除することができるとされています」という解説QAの存在。
免除要件はまだ不明なのに、このQAのせいで「この特例貸付は返さなくてもいいらしい」と思って来る人もいるらしい…。
キホン、「無利子の借金」なんだからね!
※緊急小口資金はもともと低所得世帯向け貸付制度としてあったのですが、コロナ禍では、「低所得者に限らず、収入現象の方を(個人事業主も含め)助けよう」という特例が3月から始まったのでした。

(10月15日追記)
そして、この「緊急小口資金特例貸付」の貸付決定を受けている世帯で、なお新型コロナの影響で収入減少や失業等による生活に困窮し、日常生活の維持が困難となっている世帯は、「総合支援資金」の貸付を申し込むことができます。
(2人以上)月20万円以内
(単身) 月15万円以内
据置期間(12ヶ月)で償還期限10年
償還時において、なお所得の減少が続く住民税非課税世帯の償還を免除することができる。
なお、この貸付については、自立相談支援機関の支援を受けたり、償還期間中に民生委員と関わったりと、制度的にしっかりしています。

2020年10月15日