当事務所では、８月上旬の締め切りに向けて、拡充された持続化補助金（コロナ枠）のご相談に対応してまいります。

今般、経済産業省では、緊急事態宣言の解除等を踏まえ、令和２年度補正予算にて、補助事業の支援内容を拡充した「事業再開支援パッケージ」を策定し、発表しました。
この中では、「コロナ対応の特別枠」の補助率が引き上げられました。
通常の持続化補助金の補助率は2／3ですが、もしお考えの補助事業の対象経費の６分の１以上が、下記類型Ａ〜Cのいずれかに合致する投資であれば、「コロナ対応の特別枠」の申請が可能です。

・類型A　サプライチェーンの毀損への対応 補助率　　2／3（変わらず）
・類型B　非対面型ビジネスモデルへの転換 補助率　　2／3　→　3／4
・類型C　テレワーク環境の整備　補助率　2／3　→　3／4

そしてこれら類型A～Cの追加オプションとして活用できる事業再開枠は、上限が50万円（ただし総補助額の50％まで）が補助されます。
この事業再開枠では顧客に感染防止を呼びかけるポスター・チラシの外注・印刷も可能です。

なお、特別枠の類型Bと類型Cの補助率引き上げの条件は、業種毎で構成する感染拡大予防ガイドラインで推奨されている対策が基本です。
それが一定の水準（補助対象経費の6分の1以上）となることが必要です。
（該当する業種別ガイドラインが策定されていない業種においても、感染防止対策の取組に要する経費は補助対象となりますので、該当の可否については個別に事務局に確認して進めます。）

いろいろ考えられるパターンがございましょうから、まずは面談にてお話を伺いながら考えて参りたいと存じます。
業種ガイドラインをご確認のうえ、ご検討ください。