建設キャリアアップシステムの行く末は…

建設キャリアアップシステム、来月から思い切った値上げと、制度変更となっていくのですが、今後の方向性がよく見えないです。
来月からの値上げそのものはかねてからの予定措置ではありますが、来年の技能者登録方法の改定(2 段階登録方式の導入)が意味がわからないです。
・簡略型登録(登録料 2,500 円):必須項目(本人情報、社会保険加入の有無など)のみの登録
・詳細型登録(登録料 4,900 円):必須項目と任意項目(保有資格、健康診断受診履歴など)の登録
まずは無資格の方でもカードだけは持たせて、社保までは把握してしまおうという意図なのか…?
書面申請もどんどん無くなっていくので、もはや行政書士の代行は不要ということかな?
10⽉以降のCCUS申請は、郵送申請及び受付窓⼝での申請受付は終了するので、以後はインターネット申請をご利⽤くださいと…。
書面には代行として行政書士の欄がありました。

代行申請には、CCUSの事業者IDが必要なので、今後、行政書士が行うには、委任を受けIDをお借りする業務形態のみになります。
(CCUS登録済の事業者は、所属する技能者の登録をインターネットで「代行申請」できますが、建設業者ではない行政書士は、そもそも事業者登録が認められていないため、自ら事業者となってインターネットで技能者を代行申請することはできません。)

2020年09月15日