特殊車両の通行許可に要する審査時間の短縮化

令和2年5月27日公布「道路法等の一部を改正する法律」により、特殊車両の通行に関する新たな制度が創設され、令和4年4月1日から施行されます。
デジタル化の一環として、特殊車両の通行許可の新制度により、通行許可に要する審査時間の短縮化を図ります。
特殊車両の通行許可の新制度では、事業者は車両に関する情報やETC2・0搭載、車両重量の把握方法などの登録を行った後、通行期間・発着地・積載重量などの情報を入力して通行可能なルートを検索することで即時に地図上の経路が通知され、許可が得られます。
車両制限令も改正、特殊車両の登録料と更新料を1件5000円、通行のルート確認などの手数料を1件600円(同一の都道府県の区域内のみの確認は1件400円を超えない金額)とし、登録確認を国に代行して行う法人が登録事務を行う場合の手数料も国と同額としました。
なお、新たな制度ですが、ETC2.0装着車への特車通行許可を簡素化する既存の「特車ゴールド」制度との関係がわからないので、また確認してみることにします。

2021年12月10日