今年度の賃貸不動産経営管理士試験の合格点

今年度の賃貸不動産経営管理士試験の合格点が高すぎるのではとのことですが、この試験は平成28年の賃貸住宅管理業者登録制度改正で、性格が大きく変わったと推測されます。
それまでの不人気資格(?)から一転、平成28年以降は業界の必要人数確保見合いの合格調整に入ったと思います。
R3 31.5% 10,240人
R2 29.8% 8,146人
R1 36.8% 8,698人
H30 50.7% 9,379人
H29 48.3% 8,033人
H28 55.9% 7,350人
H27 54.6% 2,679人
H26 76.9% 3,219人
H25 85.8% 3,386人
明らかに平成28年以降は合格率(点数)というより、合格人数を一定にしています。
そもそも不動産に一定の知識がある方が受ける試験、かつ出題範囲も限定されていますから、合格人数を抑えると、必然的に合格点も高くなるでしょう。
そして、国家資格化前の登録者は、移行講習により、国家資格者として認定されます。
ここはお得感があります。

2022年01月09日